消費者金融news

<アコム>貸出金利上限を年18%に引き下げ 6月中旬から

消費者金融大手のアコムは10日、貸出金利の上限を6月中旬から年18%に引き下げる方針を固めた。貸金業規制法改正で3年後をめどに現在は年29.2%の上限金利が20%以下に引き下げられるのに先駆けた措置。同様の引き下げは中堅消費者金融やカード会社が始めているが、消費者金融大手ではアコムが初めて。上限金利の引き下げで優良顧客を囲い込む狙いで、他社も追随する可能性がある。
  アコムの現在の貸出金利の上限は年27.375%で、利息制限法の上限を超えている。新規貸出分から年18%に引き下げる。法改正で引き下げは決まっているものの、現行はグレーゾーン金利として取り扱われているため、大手は先行引き下げに消極的だった。しかし、07年3月期決算では、利息制限法を超える過去の「過払い分」の返還請求が相次ぎ、大幅な赤字決算となっている。このため、金利を下げることで優良顧客を囲い込む方が将来的には経営の安定につながると判断した模様だ。
  同様の動きは新生銀行の関連会社の中堅消費者金融シンキが4月から実施。カード会社でも、三井住友カードやオリコなどが引き下げている