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アイフル07年3月期連結決算 最終赤字4112億円

消費者金融大手のアイフルが9日発表した2007年3月期の連結決算は、最終損益が4112億円の赤字(前期は658億円の黒字)に転落した。昨年末の貸金業規制法の改正に伴い、利息制限法の上限(20%)を超える「グレーゾーン(灰色)金利」の返還請求が増加したことなどが主な要因。昨年4月に強引な取り立てなどの違法行為で、金融庁から業務停止命令を受け、顧客離れが進んだことも響いた。

  最終赤字に陥るのは創業以来初めて。過払い利息の返還は毎月20億〜40億円に達し、「高位で安定している状態」(福田吉孝社長)という。このため、利息返還に伴う費用は1130億円に膨らんだ。貸し倒れ関連費用も3403億円に上り、それぞれ営業費用として計上した。

  すでに、トライトなどの消費者金融子会社4社を経営統合するとともに、グループで正社員400人を削減するといったリストラ策も発表。リストラ関連費用275億円を特別損失として計上した。

  また、業務停止や法改正を受け、与信審査を厳格化したことから新規顧客の成約率も低下。売上高に相当する営業収益は前期比9・2%減の4990億円に止まった。

  一方、08年3月期の業績見通しは、営業収益が17・9%減の4098億円と予想。顧客離れが続くとみている。ただ、利息返還費用の計上が一巡するなどで、最終損益は320億円の黒字に転換する見込みだ。