消費者金融news

新生銀、赤字580億円 19年3月期連結見通し 子会社の減損処理

新生銀行は3日、平成19年3月期の連結最終損益が580億円の赤字になる見込みだと発表した。従来は400億円の黒字を予想していた。貸金業への規制強化に伴い、子会社の信販大手アプラスと持ち分法適用会社の消費者金融シンキについて、資産価値の下落を業績に反映させる減損処理を行うのが要因。最終赤字に転落するのは、破綻(はたん)した旧日本長期信用銀行の受け皿として12年に新生銀がスタートして以来初めて。

  同行は連結ベースで、アプラスを買収した際に生じた「のれん代」と無形資産の減損額として計1010億円を計上したほか、単体ではアプラス、シンキの普通株投資損失引当金など計1140億円を計上した。これにより、単体の最終損益も380億円の赤字(従来予想は750億円の黒字)に転落する見通しだ。

  アプラスが過払い利息の返還請求に備えて引当金を積み増し、大幅な赤字に転落する見通しになったことから、同行は1月に連結最終利益予想を760億円から400億円に下方修正していた。