消費者金融news

消費者金融を一斉提訴/県内でも473人訴え

複数の消費者金融などから借り入れし、多額の借金を抱えている県内の多重債務者ら四百七十三人が十三日、借入先の貸金業者などに過払い金の返還を求める訴えを那覇や沖縄の各簡裁などに一斉に起こした。二〇〇二年から行っている毎年の取り組みで今年で五回目。和解を求め業者との直接交渉を合わせて計六百三十一件、請求総額は四億五千七百四十九万円と過去最高になった。

那覇地裁前で行われた事前集会では、司法書士で沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会の上原修事務局次長が「既に清算が終わっていても取引を見直せば過払い金の返還を請求ができる。躊躇せずに専門家に相談してほしい」と呼び掛けた。
同会によると、消費者金融六社に対する約六百二十万円の借り入れを、親族の援助で一括返済した自営業の男性(57)が、取引履歴を精査したところ、計四百八十六万円の過払い金が明らかになったケースもあるという。男性は今回の一斉提訴に合わせて、各社に対し任意和解を申し入れており、拒否された場合は提訴する構えだ。
過払い金は、利息制限法の上限を上回る金利に基づく「払いすぎた返済金」。クレサラの会によると、提訴や任意和解で請求金額の九割前後が取り戻せるという。